留学先どうする?
こんにちは、TakeruとMoekaです。
留学と聞いてどのような気持ちになりますか?新しい生活や、新たな出会いを想像してワクワクする人もいるのではと思います。ですが、留学するためには準備が必要です。留学先が決まってからはもちろん、留学先を決めるためにも準備が大切です。
今回は、留学準備編①として「留学先の決め方」について、Takeruの経験を中心に書いていきます。
留学したい理由や目的をはっきりさせる
漠然と「留学してみたい」と思ったとき、どうして自分が留学したいのか、理由や目的をはっきりさせてみましょう。
- 英語ができるようになりたい
- 海外の大学(学校)で勉強してみたいことや、興味のあるコースがある
- 海外に住んでみたい
- その土地に行って、そこで実際に見たり体験したりしたい
- 海外に友だちを作ってみたい
など、思いつくものをあげてみました。
Takeruの場合は、前回のブログにも書きましたが、現在通っているスバールバル大学に興味のあるコースがあったことや、世界最北の地でのフィールドワークなどここでしかできない体験に魅力を感じたことが理由になります。
ちなみにMoeka(長期滞在について)の場合は、海外に住んでみたい・友達を作りたい・現地で実際に何かを見たり聞いたり、体験したい、という理由だったので、必ずしも留学にこだわらなくてもよい、と言えます。実際にワーキングホリデー等を検討していたこともあります。
留学形式を選ぶ
「留学」と聞くと、海外に行くことを想像する人が多いのではと思うのですが、「オンライン留学プログラム」を提供する大学も多くあります。Takeruが通っている日本の大学でも、コロナ発生から1年ほどは留学の受け入れ校がありませんでしたが、後にオンライン留学の受け入れを始めた大学もありました。
ですから、留学の形式は
- 海外に出て現地の学校に行く
- オンラインプログラムを利用する
の大きく2つになるかと思います。
どちらもメリット・デメリットがあるのでそこも併せて考えると良いかと思います。
海外に出ることのメリット
- 新しい環境で生活できる
- 現地の文化に直接触れることができる
- 学習したい言語の環境に浸ることができる
- 新しい友だちを作る機会
など
海外に出ることのデメリット
- 費用がかかる(パスポート・ビザ・渡航費・生活費・海外保険料など)
- 慣れない環境で体や心が疲れてしまう(こともある)
- 新しい人間関係づくりが難しい(場合もある)
など
オンラインプログラムのメリット
- 自宅に居ながら海外大学の授業を履修できる
- 環境の変化がない分授業に集中できる
- 海外に出ない分費用が抑えられる
など
オンラインプログラムのデメリット
- 海外の授業を履修していても国内にいるので文化の違いを感じにくい
- 友だちが作りにくい場合がある
- その国を実際に観光したり遊んだりできない
など
留学先を探す
留学形式が決まったら、留学先を探します。留学には1週間ほどの短期留学から半年~1年(1学期が約4カ月の大学が多いです)の長期留学まで様々なので、どれくらいの期間留学をしたいのかも踏まえて探してみましょう。
- 自分が通う学校に留学プログラムがないか調べる
- インターネットで海外の大学やコースを調べる
学校が持っている留学プログラムを利用すると、学校からのサポートがあったり、完全に自費で行くよりも費用が抑えられたりすることもあります。しかし、募集人数に制限があったり、例年あったプログラムが突然変更になったりなくなったり場合もあります。
Takeruは勉強してみたい内容があったので、それに見合う留学先がないかインターネットを使って調べました。良かったら使ってみてください。
https://www.studyabroad101.com
条件を確認する
行きたい留学先がある程度決まったら、条件を確認しましょう。それぞれの大学やプログラムで必要な語学スコアの点数が異なります。語学スコアだけでなく、履修するのに必要な単位があることもあるので注意しましょう。
Takeruがスバールバル大学の授業を履修するためには、語学スコアは必要ありませんでしたが、理科や数学の専門単位が必要でした。日本で通っている大学は教員養成課程のため、大学で受講していた単位数だけでは足りず、1度目・2度目の申し込みは不合格でした。通信制の大学から専門科目を受講して、必要な単位を取得し、3度目の正直で受講許可をもらうことができました。
留学先を決定する
条件を確認し、条件を満たすことが可能であれば(履修してきたものが希望した大学やコースと全く別のものだと難しい場合があります)、受講許可が得られるように勉強を進めます。
まとめ
今回は「留学してみたい」と思ったときに考えると良いと思うことをまとめてみました。少しでも参考になると嬉しいです。
Takeru自身、留学をして2カ月が過ぎようとしています。楽しいことばかりではありませんが、新しい世界を知ることのできる良い機会だと感じています。皆さんの素敵な留学が上手くいくことを祈っています。
次回は留学準備編②として「留学先が決まるまでにしていたこと」を書こうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
ニンゲン < 白くま 世界最北端の町に到着!
はじめまして。TakeruとMoekaです。
Takeruは大学4年生(理科教育専攻)、Moekaは社会人1年目(日本では中学校で英語の時間講師をしていました)です。
私たちはノルウェー領スバールバル諸島、世界最北端の町「ロングイェールビーン」というところにいます。北極圏に位置し、島に暮らす人口よりも野生のホッキョクグマの頭数の方が多いという場所です。島が開拓されるきっかけになった採炭、大自然を生かした観光、北極圏ならではの研究に力を入れている島です。
私たちのブログでは、
- 「留学に興味はあるけれど、何をしたらよいかわからない…」
- 「海外に出たいけれど、何を準備したらよいかわからない…」
- 「出入国の流れに自信がない…」
そんな気持ちを少しでも解消できるような情報をあげていきます。
また、
- 島に来るまでに経由した場所での出来事や様子
- スバールバル諸島やロングイェールビーンについて
- 島での生活の様子
など、私たちが経験したことも記録していけたらと思っています。
少しずつですが、自分たちのペースで更新していきます!
今回は、私たちが「なぜこの町にいるのか」を書こうと思います。
Takeruがここに来たワケ
学生のうちに長期留学をしたい、そして、理科に関係することを深く学びたいという気持ちからこの場所を選びました。
現在通っているスバールバル大学(UNIS: The University Centre in Svalbard)は、北極の生物学・地質学・地球物理学・テクノロジーについて、より専門的に学ぶことができるということがとても魅力です。自分が興味を持っているコースを選び、申し込みをしました。
私は特に物理学に興味があり、オーロラや氷河についての勉強をしています。
Moekaがここに来たワケ
海外に長期滞在(半年以上)をしてみたい、この気持ちに尽きます。
大学1年の時に行った短期留学をきっかけに、海外での長期滞在をしたいと思うようになりました。国際交流や異文化理解に興味があり、現地に行って、実際に見たり聞いたり体験したりしたいという気持ちが強かったです。
実習を終えて、友人が進路を決めていく中で、自分の将来を決められず迷っているうちにコロナが広がりました。交換留学の受け入れ先がなくなり、ワーキングホリデーの受け入れもほぼゼロになり、海外に出る見通しが立たず、そのまま卒業することを決めました。
彼が留学を希望していることを聞き、とても羨ましく思っていた時「一緒に行けばいいじゃん」と妹の後押しがあり、留学が決まったら一緒に行くと決断しました。
次回はTakeruが留学先を決めるために、どのような準備をしていたかを書こうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!